受け取ることと、手放すこと。

ひとは呼吸し、食事をする。これは生まれてから死ぬまでずっと続く。  息を吸って、吐く。ごはんを食べて、うんちとおしっこが出る。 同じことが人間を形作っている37兆個の細胞すべてで行われてる。細胞というのは細胞膜に包まれた小さな存在で、人間と同じように呼吸と食事をしてる。 肺で取り入れられた酸素は血流によって細胞一つひとつに運ばれる。 胃腸で食事を消化することで作られた糖も、血流に乗って細胞に運ばれて、細胞の中で酸素を利用して燃やされエネルギーが作られるんだよね。 この細胞の中で作られたエネルギーが体を動かしてる。 糖分が酸素を使って燃やされると、木や紙を燃やすのと同じように二酸化炭素ができる。すると細胞から老廃物として二酸化炭素が吐き出され、血流に乗って肺へと運ばれて、息を吐いた時に外に出される。 息を吸って吐くという呼吸を外呼吸細胞が酸素を使って糖を燃やして二酸化炭素を出すのを内呼吸という。 人間をはじめとする多くの生物が息をするのは、細胞一つひとつの呼吸のためなんだよね。 37兆個の細胞すべてが呼吸することで生きている。 漢方の世界では呼吸によって食事から「気」というエネルギーを作ると考えるけど、まさにこの細胞が糖を燃やして作るエネルギーのことを指しているんだろうなぁと思う。 大気中から酸素が人体に入り、二酸化炭素が出ていく。消化されて栄養が入り、エネルギーが作られ消費され熱として出ていく。 入って、出る。 これが生命の基本。 成長期や季節による変動はあるけど、1日1日の単位で見ると、ひとの体の出入りはほぼ均衡してる。 息を吐くのと、吸うのと常に1対1で均衡してる。水分の出入りは、入ってくるのも出ていくのも2.3リットル。食事で入ってくるカロリーと消費するカロリーも本来同じ。出入りが一定しているから、安定しているともいえるよね。 この出入りが過剰になったり、不足したりすることが体の不調のはじまり。 どこか調子が悪い、なんとなく不調。そういった時は、何かが過剰になっていないか、不足していないかを見る。  食べ過ぎ 便秘 働きすぎ 睡眠不足 無理しすぎ  漢方では、この過剰や不足が血流の停滞を招き、全身の臓器の不調を招くと考える。 生物は急激な変化が苦手。 だから恒常性(ホメオスタシス)といって、体内の環境を一定に保って生存を維持する機能が備わってる。 例えば暑くなったら汗をかいて体温を下げたり、食べすぎても血糖値を一定に保ったりして体の状態が崩れないようにしてくれている。 おかげで若干の過剰や不足があっても、最初はなんとか安定を保ってくれます。ただ、あまりにも暑すぎて汗での体温調整が効かなくなれば熱中症で倒れたり、食べ過ぎも続いてずっと血糖値が高い状態が続けば糖尿病になる。 体に生じた出入りの不調は心にも影響する。 体に無続きをみる

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Source: 堀江昭佳オフィシャルブログ「『こころ』と『からだ』の悩みを解決する しあわせ女子のための処方箋」Powered by Ameba

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